楽しみながら手先の発達につなげられるよう、２年前にボタンの付け外しのおもちゃを作りました。

冬になったら上着のファスナーに苦戦する子が多いため、今年はファスナータイプを新たに作りました。

そっとおもちゃの棚に置いておくと、やっぱりすぐに見つけた子どもたちです＾＾

さっそく使っていました。

開くと絵が出てくるようにしています。すると、

「ぞうさん出てきた！」

「ブーブーあるね～」

などと言いながら開いていました。

ボタンを閉じるときは、最初は「できなーい」と言っていました。

でも、凹凸を合わせるところや、ボタンホールに通したり、ファスナーを合わせて押し込むところをゆっくり見せ、一緒にすると、なるほどこうやってやるのか！とわかります。

やり方がわかると楽しくなる子どもたちは、「もう一回やる！」と、繰り返して習得していきました。

ファスナーを見つけた２歳児のふたり。

ふたりとも使いたくて、メルちゃんそっちのけで取り合いになったのですが、

「じゃあ、じゅんばんこしよ？」

「２回やったら代わってね」

「いいよ！」

と話していました。

メルちゃん人形にも見守られながら、回数を重ねていくと、指先を上手に使い、最初から最後まで出来るようになっていました＾＾

自分たちで話し合って交代しながら、ひとつの物を使うことができていて、とても成長を感じました✨

楽しみながら習得し、それによって衣服の着脱が自分でできるようになると、それもまた自信につながります。

興味を持った子が、いつでもそれに触れることができるように、そして興味を示したときに、いつでも習得のお手伝いができるようにしてあげたいと思います＊